バカラ必勝法ソフトで詐欺被害発生[マカオ]

【写真】スタジオ・シティ・カジノ/マカオ(中華人民共和国)
マカオ新聞によると、2017年3月マカオの某カジノで遊んでいた中国人女性ギャンブラーがカジノ内で知り合った男から「バカラ必勝法ソフト」を購入し、15万人民元(約240万円)が詐取されるという事件が発生したようです。
マカオ司法警察局の発表内容によれば、女性がこの必勝ソフトを海外に住む男の知人が開発したソフトと聞いたようで、4月12日に男と一緒に複数のカジノでバカラをプレイ。
男がスマートフォンを見ながら女性にプレイ指示を出し、見事に勝ち越していたとのこと。
その3日後の15日、男からソフトのアップデート版をダウンロードするための資金を要求され、4万人民元(約64万円)を支払ったものの、その後3日連続で負けが続き、再度11万人民元(約176万円)をオンライン決済で支払うことになったそうです。
それからは男と連絡がつかなくなり、結局警察に通報することに。
4月末時点で容疑者は逮捕されていないようですが、そもそも必ず勝てるバカラ必勝法など世の中には存在していない(そんなソフトがあれば皆使っています)ので、カジノ・ギャンブル関連の詐欺被害には十分注意したいものです。
(参考文献:マカオ新聞/http://www.macaushimbun.com/)